七和三洋 ー70%の文化と30%の文明の調和ー
和楽な暮らしとはいうものの、もう少し、わかりやすい言葉で表現できないだろうか。考えました。
そんな中、生まれた言葉が【七和三洋・しちわさんよう】です。
現代の日本は、物質的にも精神的にも、8割以上西洋的であるとは言えないでしょうか。和魂洋才ならぬ 、洋魂洋才とは言えないでしょうか。季節の行歳事もクリスマスやバレンタインデーの方が盛り上げる。さらに追い打ちをかけるようにグローバリズムの雨霰。
そんな状態の中、和楽な暮らしを表す言葉として、【七和三洋】を考えたわけです。その意味は『七割が伝統的な文化で、三割が欧米文化や国際的・文明的なものとするぐらいが、文化と文明の調和が取れた和楽な状態であるということ』としました。脱線しますが、カタカナや外来語が蔓延している現代で、150年前、西周や福沢諭吉が新しい日本語を考えていったように、新しい日本お言葉を考えていくことも和楽といえます。
言い換えれば、これはヨーロッパにはヨーロッパの和楽があるし、中東、アフリカにもそれぞれの和楽がある、つまりそれぞれの地域にそれぞれの七和三洋があると言うことです。実際、社中の活動でも、パソコンは使いますし、インターネットは利用します。ただし、机は文机です。空間は畳です。外出するときも、羽織、着物は着ますが、足下は靴下に、靴を履きます。
この国際社会の中で100%独自の文化の中で生活をしていくことは不可能でしょう。そこで七和三洋なんです。七和三洋は和楽にはなくてはならない言葉になりました。30%ほどの解放が新しいものの流入のスピードを緩め、伝統的なものの深さを維持していけるのでないでしょうか。。今、自分の服装は、自分の部屋は、自分の行為は、自分の考え方は七和三洋か…。ちょっと振り返ってみて下さい。和楽のヒントはそこにあります。
