はじめての方へ買い物の仕方お問い合わせ

はじめての方へ共有・理解してもらいたい5つの思い

1.単なるネットショップではありません。

和楽社中では着物セットを商品と呼ばずに品物といいます。お客様と呼ばずに「これから日本人」のみなさんと言います。これはすべて現在の大量生産、大量消費、大量所有のライフスタイルを見直したいが為です。和楽社中の着物セットが単なる商品ではなく、ストーリーのある品物として届けたく、「これから日本人」のみなさんが、商品を購入し所有するのはなく、購入し末永く使ってほしいという願いからです。またそういう思想をともに共有したいと思っています。

2.普段着用の着物をセットで販売。

和楽社中では和楽宣言に基づき、普段、日常の文化を担いたいと思っています。ということで和楽着物セットは普段着やちょっとした買い物、デートやお出かけに着てもらえるような古着の着物たちをセレクトし、帯や半衿、羽織や袴などとセットして販売しています。着物は何かむずかしい、堅苦しいと思って敬遠していた方でも、届いてすぐに着物暮らしをはじめることができます。

いわゆるお茶会や生け花などの「ハレの文化」に着ていただけるような高級な着物はいっさい取り扱っていません。そのような着物をお召しになっている方からすると、裄が短かったり、少々シミのある着物を着ていると「何を着ているの」って思われるかもしれません。

でも逆に「もとから日本人世代」には懐かしいと言ってもらえ、会話が弾みます。確かに大正から昭和30年前後の古い写真を見てみると、なんと裄、丈ともに短い着物を着ています。日本人が普段着として着物を着なくなってから40年。次第に「これが着物だ」という固定概念ができていったようです。

和楽は「普段・日常」にこだわります。日常の「ケの文化」に深さが増すことは、総じて「ハレの文化」に深さが増すことだと考えるからです。時間はかかるかもしれませんが、和楽ではその方法をとりました。大層なことをやるより、本当はこれが一番難しいかもしれません。しかしこのことが、本当の意味での日本の文化を再生する方法のひとつだと強く信じているのです。

3.古着のリサイクルを通して伝えたいこと。

品物のすべては古着です。古着といっても様々ありますが、和楽社中で扱う古着は大きく2つあります。

1.ウールの着物…比較的時代が浅いので、状態もよいです。中には新品のモノもあります。また裄や丈などサイズも比較的大きめです。
  2.正絹、綿の着物…状態は、箪笥の中に眠っていたいわゆる古着です。サイズは裄、丈ともサイズが小さいものが多いです。

私たちは普段、「新しく服を購入する」とき「新品の服を購入する」ことが多いと思います。新しく購入するモノ=新品は、当然サイズも合い、状態が良く、シミなんかないものを購入しています。ですが、和楽着物セットは古着の着物を販売しています。つまりみなさんにとっては「新しく購入するモノ」ですが、「新しいモノを購入する」のではないということをはじめにお伝えしておきます。

また「新品の服を購入する」という今から考えると当たり前の消費行動も、大正から昭和30年前後までの一般的な人の人生において10回もあるかないかです。多くの人が生地を買って着て、お母さんやおばあちゃんがこしらえるか、古着を買っていたそうです。その場合、丈や裄が少々合わないと言うことはいわば着物暮らしにおいて当たり前のことなんです。和楽では古着のリサイクルを通して、現在の大量消費、大量所有行動も見直したいという思いがあります。新しいモノを当たり前のように買って済ませるのではなく、モノをできるだけ長く使い、交換時は「新しくモノを購入し」、それでもままならないときに「新しいモノを購入する」という消費行動に変えていきたいものです。

4.古くはなったけどちゃんとした着物。

私たちが日頃「新しい服を購入する」する場合の多くは、安価な化繊の工業製品の服。

大正から昭和30年前後まで、その「新品の安価の着物」が少なかった時代でもあります。「新しい着物」は本当にちゃんとしたモノなんですね。生地はおそらく機械で織られているものも多いでしょうが、その仕立てはひとつひとつ手で縫ってあり、同じモノはいっさいない。生地にしても天然です。

その分「新品のちゃんとした着物」は値段は高い。現在でも「新品のちゃんとしたモノ」は高いのと同じことだと思います。

とくに高度経済成長期以降、「新品の安価のモノ」に囲まれて育った「これから日本人」世代にとって、天然の素材で、手間と時間をかけた「新品のちゃんとしたモノ」を古くはなったけど僕らは手にすることができるんことは、とっても幸せなことだと思います。確かに「古くはなったが、ちゃんとした着物」はお尻の縫い糸が切れたりします。でもめげずに何度も何度も縫い直して下さい。糸が切れるのも高価な生地が破れるのを防ぐためだそうです。直し方をおばあちゃんに聞いてみて下さい。それをきっかけにいろいろな話を聞いてみて下さい。それが本当の着物での暮らしなんです。「古くはなったけどちゃんとしたモノ」、いつまでも大切にしたいですね。古着のよくある症状についてはこちらにまとめてあります。

5.発送はシンプルな簡易包装。

商品を包装紙にくるみ、箱に入れ、さらに包装紙にくるみ、紙袋に入れる…。和楽社中は現在のデパートやスーパーなどの過剰包装に疑問を持っています。これは昭和40年以降にはじめられたそうです。それまでは購入する人それぞれが風呂敷を持参していたので、箱に入れお客さんに渡したと言うことです。これは東京駅の地下街で50年以上に渡ってお土産品などを売っていた初老の方がいっていました。

家に帰ってからただ捨てるだけの過剰包装は、資源の無駄遣い、コストの上乗せ、さらにそんな状況許している僕たち日本人の心の問題でもあると思います。日本人のモノを大切にするという思想はそのモノを長く使い続けるということであって、単に過剰な包装で包むというこよではないと思います。

そんな思いから、和楽社中の和楽着物セットは着物を畳んでシンプルな簡易包装で発送しています。この旨、ご了承願います。また勝手ではありますがギフト用の包装はご用意しておりませんので、各自ご用意いただきますようお願いいたします。

※以前はダンボールによる簡易梱包での発送でしたが、着物の型崩れや雨などの水濡防止のため、現在では紙袋とビニールによる、できるだけシンプルな梱包を行っています。

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