京都の北の集落で始まった、ダッシュ村よりも厳しくでも楽しい奮闘記


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「環境」 11.12 up No.13

今は亡きにわとり達の姿。放し飼いにしていたのが悪かったのか今度飼う時はちゃんと守ってやらなければならない。

和楽生活の環境。住のところで3.環境を利用するようになったとあるが、どう利用するようになったのか。まず実行に移したのが、1.裏の庭で畑をはじめた2.生きものを飼いだした、である。

生き物はにわとり、犬、めだかなどだが、一番実用性のあるにわとりが卵を生む前にいなくなった。近所ののら猫に全員やられたのである。このコラムにも載っているごいしが2匹とゴールデンネック3匹がやられた。彼らにも生活を担ってもらわなければならないので、今度は猫対策も考えねばなるまい。

植物に詳しくなったことも大きい。季節の花や雑草についていろいろ覚えた。これも利用といえるのではないか。そういえば渇水の時には川の水を利用したこともあった。井戸なので水道代はかかってないな。環境利用のアイディアはまだまだある。今考えているのは薪の利用だ。出荷するときにたくさんでる木片をもらってきて薪を作り、冬に備えてストックしておくのだ。これは来年からはじめる。そうすればまたしても光熱費が浮く、ということは仕事の量も少なくて済むなぁ。

「住」 11.12 up No.12

衣食住の住。引っ越してきてもっとも変わった所だ。
家屋の最大の財産は縁側である。この変化は大きい。以前は一軒家だが高度成長期に乱立された、連棟のプレハブ的住宅に住んでいて縁側はおろか土が全くなかったのだ。この空間があることで非常に広さと開放感がある。自然を取り込めるし、季節の変化がありがたい。もちろん畑のできる庭がついているも大きい。次にありがたいのは床の間の存在。床の間があると家全体が片付く。

旅館なんかでもテレビを置いたり、空調を置いたりして使っていることがあるが、そんなものは言語道断!人の振り見て我が振り直すじゃないが、「何もない床の間を見て我が部屋なおす」的に不思議と片付けるようになるのだ。理屈じゃなくほんとにそう、なんか気になりだす。住の変わった点は1.季節感含め情緒的になった2.部屋が片付いた3.環境を利用するようになった等が挙げられる。次は環境を書こう。

「食」  11.12up No.11

衣食住の食。個人的に食に関しては非常に関心が高いのである。とはいえ、いわゆるグルメではない。自称、味おんちだ。人一倍健康に気遣うというタイプでもない。ではなにに関心が高いのか?…実は作るのが大好きなのだ、趣味なのだ。

 これをやりだすとかなり没頭してしまいたくなる。なぜその道に行かなかったのかと思われるかもしれないが、食べるという行為に貪欲でないことや、食わせるということに興味がないのは居酒屋バイト時代に経験済みである。とにかく作って確かめたいだけの人間なのだ。
とにかく、ここへ来てからはもっぱら自炊しているが、そんなこんなで結構食卓は豊かだ。しかもここは外食で済ませようとしても店がないのである。調味料が切れても近所に借りに行くしかない、そんな状況なのだ。またしても食費が浮いていく。まったく環境とは恐ろしい。

「衣」 11.12up No.10

まずはじめに衣食住の衣であるが、今年に入ってからずっとそうなのだがほぼ毎日着物を着て生活している。

着物を着て何が変わったかといえば、ぜんぜん着るものにお金がかからなくなったこと。着物だと極端に持ち物が少なくて済むのである。これは男性だからというのもあるが、洋服のように流行に左右されることが少ないのと、いつも同じような色を着ていてもちっとも手抜きを感じさせない、という理由がある。

つまり、めんどくさがりには着物が一番。という一見矛盾したことが成立してしまうのである。その上、着物だとこだわりまでも感じさせてしまう、人に覚えられやすい、話のネタに事欠かないなどうれしいメリットもついてくる。いいことずくめなのだ。和楽化生活実践中ということもあるが、とにかく洋服を買わなくなった。いや、ほしいとも思わなくなってきた。いままでなんで要ると思いこんできたのだろう、謎である。

「奮闘記再開」11.12up No.9

かなりの間、このコラムをサボってしまった。仕事や日々の忙しさについつい遅れがちになっていたのだ。イカンことである。

 このコラムを休んでいる間にもいろいろなことがあった。季節は春から秋(今はもうほとんど冬か!と思うほど寒いが)へと変わった。来た当初は買い物や配達が遠いなど生活や仕事のリズムを作っていくことにてこずったし、山に入って虫に刺されて足がはれたり、久しぶりに風邪を引いたりもした。しかし近所の人たちと交流したり、地元の祭りに参加したり、川で泳いだり、めだかや草花なんかととってきてみたり、ちょっと環境が変わることでほんとに忙し楽しい毎日を過ごせて非常に有意義にやっていると思う。街にいるときより自分の興味や可能性は広がったように思う。

おかげで書くこともずいぶんと溜まってしまった。この機会にこの暮らしをはじめてから約5ヶ月、はたしてどれだけ和楽な暮らしになったのか、その衣食住を振り返ってみようと思う。 

「家庭菜園開始」09.30 up No.7

ひよこ屋さんでにわとりを買ってきました。どちらもメス生後1ヶ月くらいの雛で白と黒の柄の「ごいし」という種類らしい。卵も地卵のような赤いのを産む。となりのおっちゃんが言うにはこれはうまいやつらしい。一般 的な白色レグオンは身の味がうすいのだそうだ。かわいいのでまあ食べる話は置いといて卵を産んでくれるのはうれしい。

名前はマイペースの「マイペ」と顔の丸い「みたらしさん」に決定。2羽とも裏の庭で元気にぴよぴよ歩き回っております。頼むから畑は荒さんでくれ!

「手作りの良さ」09.12 up No.6

先日、和楽亭でみんなで餃子を手作りした。手持ちの材料と道具を使って、素人が作り方も見ずに皮から作ろうということになった。まな板でをこね、湯飲みでのばした生地に挽肉や野菜を包んでいく。あーだこーだ楽しみながら見事に手作り餃子が完成!失敗したときの保険にと店で買ってきたのも焼いた。一緒に並べると見た目は変わらないのだが食べてみて違いは歴然。いつも食べているはずの業者のは味が何かおかしい。自画自賛かもしれないが業者のは全員がまずいと感じた。結論的にはちゃんと作った食べ物はちゃんとおいしい、ということだ。材料に高級なものを使わなくても技術がなくてもちゃんと食べるための食べ物を作ればうまいのだ。いつも買ってくる餃子は餃子ではなく餃子の姿をした製品だったということだ。

「仕事もやってます。」08.30 up No.5

いかに和楽な暮らしといえど経済を抜きには語れない。仕事もぼちぼちやってます。

1週間、市内某所で個展。売れ行きは大したことなかったが、いろんな人に見てもらいおおむね評判がよかった。社中のことも知ってもらえた。現代のものづくりは衣食住の生活からかけ離れていっているように思う。要はバランスの問題だ。社中の活動や日々の生活が作品に与えてくれる影響は大きい。

「火祭りに参加」08.30 up No.4

8/24地元の火祭りに参加しました。薪でくんだ文字を山の上から掲げます。文字を点火後、そのたいまつを持って正面の寺まで走る!古くからのお祭りらしい。おかげで地元の人たちとも仲良くなれてうれしい。田舎暮らしを充実したい人は祭りなどイベントをきっかけにしてみては?
祭りの様子はこちらに。

お盆には盆踊りにも参加。櫓の上で生歌、生演奏には驚いた。村中の人が集まり、あぁ昔のコミュニティが生きてるなぁと実感。かなり和楽な夏休みでした。

「水不足!」08.30 up No.3

 

ここの生活にも慣れてきた昨今ハプニングが起こった。ここ数日の日照りのせいで水がでなくなったのだ。仕方ないので生活の水は下の川まで汲みに行くことにし、飲料水は湧き水を取ってくることになった。

こうしてみると人が一日に消費する水の量が数値ではなく見た目で分かる。台所の洗い物がバケツ5〜6杯、お風呂が16杯、飲み水炊事は意外と少なく2〜3Lくらい。4日ほどで井戸は回復。近くにきれいな水のあることに感謝。

「日常の贅沢」08.02 up No.2

いよいよ山での生活が始まったわけだが、まず手始めに毎日食べるごはんを電気式炊飯器から羽釜に変えた。キャンプなんかで飯盒ではやったことはあるが羽釜ははじめて。火加減、水加減、時間などてきとーにやってみたが以外と出来るものだ、少し焦げあるふっくらごはんができた。基本的に面倒臭がりなので毎日は苦かなと思ったが以外に楽だ。保温がないが冷飯食うのも電気で保温したものを食うのも似たようなもので炊き立てが一番なのは変わらない。保温があるとかえってずぼらになるような気がする。水は天然の湧き水だし、なかなかの贅沢だ。こりゃいいぞ。

「かくして和楽生活は始まった」08.02 up No.1

最近、引っ越しました。 京都市内の少し北のほう、周りを山に囲まれた川沿いの小さな村です。 物件はインターネットで見つけた明治生まれの古民家。 きれいに改装してあるため土間もかまども囲炉裏もないが水道は井戸水、もちろんト イレは汲み取り式。 バスは1時間に1本程度だし、駅もコンビニもありません。夕刊が次の朝に届く位 の んびりしたところです。 ここから古くて新しい暮らしが始まる。和の道具たちはいよいよその本領を発揮し、 本来の力を取り戻すに違いない。うれしいかぎり。…かくして和楽生活は始まったの だった。

2002年奮闘記 主な登場人物

じゃんわたくし。築100ン年、雲ヶ畑亭の主です。

   

 

         

ムーちゃん頼もしい彼女。無事インドの旅より帰国。今年は進化の年?

   

 


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