■素材と形は?
古くは素材の種類に関係なく、脛部に着用するもの全てを脛巾と呼びましたが、中世(鎌倉・室町)以降は脚絆(きゃはん)の語が現れ、西南日本では脛巾の語はほぼ消滅。本州中央部では脚絆と異名同物とされていきました。しかし東北地方では、脚絆は布帛(ふはく)を織ったもの、脛巾は植物の茎葉を編んだものとして区別されています。東北の基準で考えると、脛巾は蒲(がま)、藺(い)、藁(わら)などを材料とし、方形ないし扇形に編成され、上下にそれぞれ紐を付します。
■使うてみた感じは?
この道具は、訳有って茨の道を行くとき、脛部を怪我から守ってくれるので非常に便利です。
■ここがええねん!
現在では、作業用で脛部を保護する役目を果たすものとして、「ゴム長靴」を利用している人が多いようです。スポーツの分野では、サッカーで使うプラスチック製のすねあて(シンガード)などが使われています。日本代表も選手がみんな脛巾を付けて試合したらおもしろそうです。戦後しばらくは、脛巾や脚絆、ゲートル(西洋脚絆)もまだ普及していたようです。しかしそれらも急速に失われていきました。現在も日本で未だこの脛巾を使っている「もとから日本人」がいてくれることを祈ります。すばらしい日本の文化を体感で受け継ぐご老人に、作り方を教えてもらわなければなりません。(ケンジ)
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重さ・収納 |
使用期間 |
道具の味 |
環境負荷 |
| 脛巾 |
軽くて巻ける |
手直し可能で永い |
使うほど味が出る |
100%植物で大地へ |
| ゴム長靴 |
重くて場所をとる |
破れるまで |
なぜか少しある |
基本的にはごみ |
すねあて |
軽くて重ねられる |
割れたら終わり |
少し冷たい感じ |
リサイクルコスト有 |
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