和楽な着物暮らし

毎日着られるウールの着物

 普段着には何を着ればいいのだろうって思っている人はいませんか。洗濯のこと、管理のことが難しいなって思わされている人。そんな人にオススメなのがウールの着物です。
 正絹の着物に比べると丈夫で、生地もしっかりしていて、暖かく、それで何より安価。ウールの着物はまさに普段着の着物なんです。また比較的新しいので、古着でも大きいサイズがありますから、社中の男のウールセット、女の73セットこまめにチャックして下さい。



■戦後開発された普段着

 戦後開発された(僕のおばあちゃんの話では戦前にもあったと言います)ウールの布地で仕立てられた単【ひとえ】のきもの。男の人のものにはアンサンブル【あんさんぶる】(長着と羽織を同じ布地でつくったセット。日本語では対(つい)といいます)の場合が多いです。多くの場合、ミシン縫製でできています。だから洗濯機による洗濯に耐えます。ただし、着物の特色、洗い張り【あらいはり】はできません。折れ目がつきにくく、初心者の方にはオススメです。和楽社中の女性の73セット、男性の羽織セットはこれに当たります。



◆ウールの着物

やっぱり普段着 ウールの着物なら生地も仕立ても丈夫だから毎日着るにはもってこい。

 

雨の日でも ウールの着物なら絹と違い、少々の雨の日だって大丈夫。



アンサンブル【あんさんぶる】 長着と羽織を同じ布地でつくったセット。日本語では対(つい)といいます。多くの場合、ウールのものが多いです。

▲洗い張り【あらいはり】 洗濯の仕方の一種。きもの洗濯は丸洗いでなく、(きものの縫い目をほどいて、各パーツをほどいて一反の布地・生地の形に戻し、、その生地を板の上でブラシ洗いします。その後、また仕立て直します。なんて物を大切に使っていたことでしょう。洗い張りを3度ほどすると、その布地はきものとしての生命が終わります。その後は、布団、座布団カバーや、雑巾になります。戦前までは嫁入り道具のひとつに洗い張りの道具、張り板がありました。そういえば今は嫁入り道具とはいわず、婚礼家具といいますね。昔は家具ではなく、道具でした。


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